ガード下の幽霊
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暫く歩いていると、また女性が足を止めた。 美香が後ろを振り返ると、女性はその場にうずくまっていた。 「体調…大丈夫ですか?」 美香は心配して側に寄り、声をかけた。 『…私、いつも気が付いたらトンネルの真ん中に倒れているの』 「……え?」 美香はキョトンとし よく分からない、という顔で女性をみていた。
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