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かれらとメガロドンの大きな違いは、食性です。
ジンベエザメとウバザメは、
その大きなからだとは裏腹に、ヒゲクジラと同様、プランクトンを濾し取って食べています。
体を維持するだけのプランクトンを毎日摂取するのは大変そうに感じますが、実際のところ、口を開けてのんびりと泳いでいれば、エサは口の中に入ってきます。
一方、肉食のメガロドンはその体に見合っただけの獲物を、狩りによって捕らえなければいけません。
確かにジンベエザやウバザメと比べると大変そうですが、それでもまわりにたくさんエサがあれば問題ありません。
しかし、気候の変化に伴い海水温が下降したとき、エサとなるクジラの祖先たちは冷たい水に適応し、世界各地に分散してしまいました。
いっぽう、メガロドンは冷水に適応できず、温暖にとどまらざるを得なくなり、絶対的なエサ不足に陥ってしまった、というのが気候の変化によるメガロドンの絶滅説です。
もちろん確定的な説ではありませんので、ひとつの説として考えてください。
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