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叔父さんがそう言ったと同時に理事長室の扉が開き、人が入ってきた。 「失礼します。久し振りですね、泉君」ニコッ 「久し振り、雅弥さん」 この人は叔父さんの秘書の雅弥(マサヤ)さん。 綺麗で、優しくて、一緒に居るととにかく落ち着くんだっ! 「つのる話もあるとは思いますが、先ずはこの試験をやって下さい。 一応時間ははかりますが、早く終わったら私に言って下さいね」 「んー、わかった」 「準備はよろしいですか?…では、始めて下さい」 俺は雅弥さんの合図で問題を解き始めた。 .
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