‐序章‐

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聞き込みの結果は、大きな収穫だった。 電話の主からの写真を手に入れた。 たったそれだけでも犯人逮捕に一歩前進出来た事に皆が歓喜した。 しかし…その写真には警察だけではなく、世界中の人々が恐怖する者が写り込んでいたのだ。 その写真には巨大な体躯、頭部の様な場所に角を生やし、白く輝く翼を持った異形の者が写っていた。 それは明らかに人間ではなかった。 歓喜の雰囲気から一転し、警察はやむなく捜査を打ち切り、その全権を日本軍に一任せざるを得なかった。 日本軍は一任されたその日の内に特殊部隊を発足させる。 対未確認生物特殊戦闘部隊…通称ヘヴンズ…。 すぐに有能な戦闘員が選ばれ、ヘヴンズを形作っていく。 未知なる驚異から世界を救う為、彼らは戦う。 そして、3ヶ月が経過した。
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