頭打っタワー ~僕と悪寒と、ときどき脳震盪~

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ありがとう…大バカ先生… もしモンゴルへ帰国してもあなたを…グスッ そうして私は救命病棟っぽいところに移された。 そこには医者、看護婦、俺を含めてだいたい4、5人居た。 「すげえwwwドラマでみたことあるwwwwww」 何www 江口洋介とか松雪泰子が執刀してくれるのハァハァとか淡い期待を寄せていたが、そこにやって来たのはノック中に汚い風をもたらす使者であった。 医者「何(なに)で頭を?」 使者「マスコットバット。練習中に使うバットです。」 使者よ。相変わらず上質な革パン履いてるなオイ。 そしてシリアスなこの場を汚れた笛の音で幸せに変えてくれ。 頼むwww奏でてくださいwww俺もう限界wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 嫌な予感が胸を過るミ・アミーゴなんだよwww 冷静になれないんだよwww ってな訳でここからCTスキャナ検査をしたりだとかいろいろありまして… いよいよ僕の頭にバットを当ててしまって踏んだり蹴ったりな悲惨な表情の彼と改めてご対面です。
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