頭打っタワー ~僕と悪寒と、ときどき脳震盪~

4/15
前へ
/45ページ
次へ
秋―。夕焼け空がああ あんな眩しくてーな季節が到来。 ようやく部活にも学校にも、そしてノック中の監督の屁の臭いにも慣れ始めた頃です。 最初の頃は、ノックを打っている監督が、プッスカプッスカ屁をこいて、部員は爆笑というのが日常茶飯事でしたが、時間が経つにつれ、その面白さは薄れ、部員もしらっとなりはじめ、2年の始めの頃になるとその儀式は静かに葬り去られていったのです。 話は変わりましたが、中にはカップルが生まれたりだとかしてましたね。 僕はスイス銀行に120万$振り込んで、ゴ●ゴ13にカップルというカップルをスナイプして貰いたかったな! と考えはじめていた季節の到来でもありました。 まあ、部活も多少何とかマシになってきた頃です。 めったにない素振りです! 練習に素振りが! ようやく! 待ちわびました! 大統領! しかし、僕は前日の練習(4kmランニング)で疲れていたので、「練習してますけど何か?お前らとは違うんです。」てな感じでグラウンドを忙しくブラブラしてました。 「おぉ。皆素振ってんなぁオイ。素振ってるすぶってる。今日晩飯酢豚かな。最近酢豚食ってないなジュルル」なんて事を考えつつ、よそ見をしてたその時…
/45ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15人が本棚に入れています
本棚に追加