第一話 「美奈子」
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そして次の日も仕事を終えた。 会社から家までは電車で5分、そこから徒歩で5分ぐらいだ。 いつものように電車に乗る。 最寄り駅で電車を降りたとき、後ろから声が聞こえた。 「美奈子?」
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