-居候です…-

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「何?」 俺は紙を日菜から取り読んだ。 コンドー…は? 「何て書いてあったの?」 「な、何でもないから」 読んでなかったのか!? 幸いと言うべきか、こんな物今買えるわけないだろうが! ん?まだ何か書いてある… 「何でもないわけないでしょっ!」 「あっ!」 日菜は俺から紙を取りあげ何と口に出して読んでしまった。 更に俺もまだ読んでない文まで。 「コンドーム。今日は尚昌の部屋に誰も近づかないでね!…」 聞こえてしまったのか近くにいたサラリーマンが足を止め日菜を顔見して走り去っていった。 一方日菜は顔を真っ赤にしていた。 何か日菜ってこんなのばっかだな。 「尚昌君…」 「は‥はい!」 「妹に手を出したら許しませんからね!」 わかってますともさ! それに日菜!声でかいよ… 通り過ぎる人、一人一人の目線が冷たい。
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