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逃げるように上手く避けているうちに壁に追い詰められてしまった。
「尚ちゃんは女の子の体に興味ない?」
「ななな!何言ってんだ!?」
「だってぇん」
なんだこの急展開!?
凪はいやらしい声を出して顔を近づけてきた。
硬直した俺の頭を優しく包んだ凪は一気に顔を近づけた。
「ん~~~!」
唇が重なった時硬直していた体が動き出した。
抵抗する俺に強引に押し付ける凪を止めることが出来なかった。
「あ、忘れてたけど凪には気を…つ…けて―」
突然ドアを開けた日菜が顔を真っ赤にし、駆け寄って凪を俺から離してくれた。
「はっ…はっ…何考えてんだ!」
「ちぇ~、日菜姉が来なければ最後までいけそうだったのにぃ」
凪は頬を膨らませた。
日菜は未だに顔を赤くしてこっちを見ている。
それを見た凪が面白がって日菜の背中を押した。
「日菜姉の発情期到ー来ー!」
「「えっ!?」」
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