帰り道

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「逆方向なのに送ってくれたんだよ」 ももがクスっと笑う。 「慶太君って華が好きなんじゃないの??」 「ち、違うよ!!!」 私は慌てて否定する。 「だって...」 「だって??」 「絶対好きな人いるって...」 「いない!いない!」 「そうかなぁ...」 するとももは 「あ!!竜にメール返すの忘れてた!じゃあね!!」 と言い、 ピッ。 という電子音がしたかと思うと 電話がきれた。 .
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