2254人が本棚に入れています
本棚に追加
「でも、本番は晴れの可能性があるからねー」
ゆうか先輩が笑って言う。
「ゆうか先輩余裕ですね...」
ももがそう言いながらヨロヨロと立ち上がる
「え??そうかな??」
「そうですよー」
私も立ち上がる。
「ゆうか先輩体力ありますよー」
「あー..」
ゆうか先輩が苦笑して言った。
「応援歌吹くって決まってから、 毎日筋トレしてるからね」
「え!?筋トレ!?」
「何で!?」
私とももはゆうか先輩を見る。
ゆうか先輩は、あははっと笑って恥ずかしそうに言った。
「やっぱさ、予選でも野球部は必死で戦ってるじゃん??
聞いてないかもしれないけど
野球部が最高のプレーをするなら私たちも最高の応援をしなきゃいけないって思ったから...」
.
最初のコメントを投稿しよう!