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「華ー!!聞いてよー」
譜面台とトランペットを持ち
音楽室から出ようとすると
私と一緒でトランペットを演奏する
後藤 もも
が走ってきた。
「どうした??」
ももは頬を膨らませて言った。
「竜から返事が返ってこない..」
「また??」
竜と言うのは
ももの彼氏だ。
野球部のピッチャーで
ももが言うには
世界一速い球を投げるらしい。
「どーしよ...嫌われたかな..」
ももは泣きそうになりながら
私を見た。
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