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「何???」 先生がにこやかに言う。 「コンクールの事です」 私は部長と先生を交互に見つめる 「....な!!華!!!!」 ふと横を見ると ももが私の制服の袖を引っ張っている。 「行こうよー。この空気耐えられない」 「えー」 私は残念そうにもう一度部長と先生を見た。 「ももは気にならないの???」 「気になるけどさ...何かここにいたらダメだと思うし」 私はしぶしぶうなずいた。 「...わかった。じゃ行こっか」 私とももはトランペットを持ち 険悪なムードの音楽室を出た。 .
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