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ここは極秘機密の研究所の奥深くのある一角。
極数人の研究者しか入れない場所にその少女はいた。
鎖に繋がれ、獣のように放置されたその少女は、見た目はまだ10歳にも満たない、小さな小さな少女だった。
少女の名は桔梗。
身長は140㌢にも満たない135㌢で、淡い桜色の髪は腰の辺りまで伸び、目は淡い緑色をしている。
顔立ちはとても幼く、だが、どことなく西洋を感じさせる。
さぁ、桔梗・・・。今日も始めようか・・・。
逆光により真っ黒に見える人影を見つめ上げながら、桔梗は今日もより一層奥の部屋へと連れていかれる・・・
はずだった。
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