秋穂-Akiho-

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気付けば季節は夏になっていて…。 残りの人生の4分の1が終わってしまっていた…。 死期を知ったあとは、如何せん、時間の流れは早かった。 1日が終わるのが怖かった。 反抗しても、親の態度は変わらなかった。 『どうしたの?何か不満なことがあったの?なら改善するから、何でも言ってね?』 …これじゃあ前と何一つも変わっちゃいない。 やっぱり自分は迷惑をかけることしかできないんだ…。 いつしか自分の反抗すら馬鹿馬鹿しく思えた。
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