20人が本棚に入れています
本棚に追加
気付けば季節は夏になっていて…。
残りの人生の4分の1が終わってしまっていた…。
死期を知ったあとは、如何せん、時間の流れは早かった。
1日が終わるのが怖かった。
反抗しても、親の態度は変わらなかった。
『どうしたの?何か不満なことがあったの?なら改善するから、何でも言ってね?』
…これじゃあ前と何一つも変わっちゃいない。
やっぱり自分は迷惑をかけることしかできないんだ…。
いつしか自分の反抗すら馬鹿馬鹿しく思えた。
最初のコメントを投稿しよう!