第二十章 帝国の逆襲

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「…同時に2つの呪文が使えるものなのか?」 「まあ、不可能ではありませんが…」 少年は少し首を傾げて言葉を続けた。 「あれだけの数の、しかも邪妖精(ゴブリン)風情が全員使える。というのもちょっと考えられません。 おそらく、風担当と盾担当にチーム分けを行っていると思われます。」 「ふむ、やむを得んな…ではベルフォントに突撃命令を。」 ダリアスは杖をふるって指図した。
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