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「まーとにかく自己紹介しましょうか。これから3年間共に汗を流す仲間なんだから。最初のつかみは重要よ。ｳｹを狙うかは自由。んじゃそっちのほうからどーぞ」
こう話を振られ、一番廊下側に座っていた背の低い男が反射的に立ち上がった。っつうか俺の時なんて自己紹介をしようかね。
「あっ。えー、東中出身谷口省吾(たにぐち しょうご)といいます。ﾎﾟｼﾞｼｮﾝはｾｶﾝﾄﾞをやってました！頑張るのでよろしくお願いします！」
最低限の拍手に続き隣の席の男が立ち上がる。あー経験者もいるんだなあ…。つか東中の谷口っておいしいﾎﾟｼﾞｼｮﾝだな…
「長岡中出身中村剛(なかむら つよし)。中学の時は陸上部だった。経験者もいるようだが小学生の時は少年団でやっていたので臆することなく頑張りたい。よろしく」
最低限の拍手。
「彩稜付属からきた桃倉進(ももくら すすむ)と言います。ｷｬｯﾁｬｰやってました。これから3年間とても楽しみです。よろしく」
最低限の…以下略
こうして俺も普通に自己紹介をこなし(↑でどう自己紹介しようか考えていたが作者が考えるのがめんどくさくなったらしい。加賀はもっと普通にこなしていた…らしいよ作者によると)全員分の自己紹介が終了した。
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