もう夏の大会っすか

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     時は過ぎ季節はもう夏。家の外では蝉がジリジリと鳴き続けるが梅雨はまだ明けていない。そんな7月。球児達の夏が本格的にスタートする。今日は我らが彩稜高校の全国高校野球選手権大会京都府予選の初戦だ。感情をあまり表に出さないことをモットーにしている俺でもさすがに不安と緊張が入り混じって不思議な気分だ。 「さあ試合試合…じゃねーわ!なんだこれは!ついさっきのページまでは入学式辺りの話だったろおい…。まだ4~5人ぐらいしか出てきてないぞ!どうするんだ作者!無策がばればれだぞ!」   「栗原…感情が表に出まくってるよ…。んでもって1人ノリツッコミとか痛すぎるよ…。今はもう夏なんだ。ほら、相手のノック終わったからこっちも始めるよ」   「お、おうすまない加賀…」  …とにかく何があったかぐらいは説明してもらわないとちんぷんかんぷんだ…。普通こういった素人が書く野球小説は、練習試合か何かをしてチームのメンバーを紹介するのが楽でっていうか普通でいいんじゃないか…。作者は馬鹿だな…。
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