~闇の国~-出雲-

8/12
前へ
/23ページ
次へ
神楽「んむ…離っ…!!!」 神楽は、背後から突然現れた黒い忍装束の者に口を塞がれてしまった… 「この女は預かった…頭(かしら)の彩女に不知火(しらぬい)と伝えろ」 飛沫「てめぇッ!!!神楽を離…」 ボフゥンッ!!!! 飛沫「ちっ…煙玉か…鷹丸!!!!」 鷹丸「はいよッ!」 「わぁァァァア~!!!!!」 飛沫「いぃッ!!!いつ聞いても嫌な声…」 煙が晴れたが、時既に遅し… 不知火と言い残した忍びは神楽と共に消え去っていた… 鷹丸「あ~あ…神楽大丈夫かなぁ…」 飛沫「くそッ…俺がちゃんとしてれば…」 鷹丸「飛沫のせいじゃないよ…」 飛沫「…………」 飛沫はかなり落ち込み…考え込む… 鷹丸「…考えてもしょうがないっての!姐御に報告しなきゃ!」 飛沫「…そ…そうだな…」 鷹丸が飛沫の手を取り、急ぎ足で村の方に行く だが、そこで見たものは… 飛沫「な…何があってんだ!?」 家が激しく燃え盛り、あちこちにクナイの刺さった忍び達が倒れている 夜叉一族以外の者も多数… カキンッ!!!カキンッ!!! 飛沫「!!!あ…彩女姉ッ!!!」 忍びと交戦中の彩女の姿… 彩女「飛沫に鷹丸!!何やってんのさ!?早く避難蔵に行きなッ!!」 `
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加