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神楽「んむ…離っ…!!!」
神楽は、背後から突然現れた黒い忍装束の者に口を塞がれてしまった…
「この女は預かった…頭(かしら)の彩女に不知火(しらぬい)と伝えろ」
飛沫「てめぇッ!!!神楽を離…」
ボフゥンッ!!!!
飛沫「ちっ…煙玉か…鷹丸!!!!」
鷹丸「はいよッ!」
「わぁァァァア~!!!!!」
飛沫「いぃッ!!!いつ聞いても嫌な声…」
煙が晴れたが、時既に遅し…
不知火と言い残した忍びは神楽と共に消え去っていた…
鷹丸「あ~あ…神楽大丈夫かなぁ…」
飛沫「くそッ…俺がちゃんとしてれば…」
鷹丸「飛沫のせいじゃないよ…」
飛沫「…………」
飛沫はかなり落ち込み…考え込む…
鷹丸「…考えてもしょうがないっての!姐御に報告しなきゃ!」
飛沫「…そ…そうだな…」
鷹丸が飛沫の手を取り、急ぎ足で村の方に行く
だが、そこで見たものは…
飛沫「な…何があってんだ!?」
家が激しく燃え盛り、あちこちにクナイの刺さった忍び達が倒れている
夜叉一族以外の者も多数…
カキンッ!!!カキンッ!!!
飛沫「!!!あ…彩女姉ッ!!!」
忍びと交戦中の彩女の姿…
彩女「飛沫に鷹丸!!何やってんのさ!?早く避難蔵に行きなッ!!」
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