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鷹丸「で…でも…神楽が…」
彩女「ちょっと待ってな!!!」
交戦中の彩女が忍と距離を取る
指が物凄い速さで動いたかと思うと…
彩女の顔つきが変わる
彩女「…氷晶切華!!」
忍「う…な、何んだこりゃ…うわぁ~…………」
あっと言うまに忍の体が凍り漬けに…
彩女「ふぅ~…後は…」
凍り漬けの忍に近づき…
パリンッ!!!!
鷹丸「うわっ…」
飛沫「す…すげぇ…」
忍は粉々に砕け散った
彩女が近づいてくる…
彩女「んで…あたしに何の用だい?」
鷹丸「神楽がさらわれちゃって…」
飛沫「不知火とか言ってた…俺のせいなんだ…」
彩女「不知火?衣装の中に白い模様無かったかい?」
飛沫「あ!!!」
不知火の衣装は黒下地の白い炎模様である
彩女「…不知火一族はあたしが昔から抑えて来た奴らなんだよ。最近勢力を増したとは聞いてたけど、夜叉に手を出すとは…ナメた真似してくれるね…!!!」
鷹丸「神楽を…神楽を助けてよ!??」
彩女「分かってる!!!事は急を要するが…今は村が先だ!!倒れている者や逃げ遅れている者を蔵に運べ!!いいね!?」
飛沫「わ…分かった!!」
彩女「後で蔵に行くから…」
彩女はそう言い残し村で必死に戦っている一族の元へ向かって行った
鷹丸「飛沫!急ごうよ!!」
飛沫「あぁ…」
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