~闇の国~-出雲-

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飛沫と鷹丸は言われた通りに一族を探しはじめた… 鷹丸「あッ!誰か倒れてるよ!!」 飛沫「早くしねーとやばいな!」 二人は急いで近寄り声をかける 飛沫「大丈夫か!?」 「あぁ…ま…まだ皆が…」 飛沫「鷹丸!!この人を蔵に運ぶんだ!!」 鷹丸「分かったよ!!飛沫は??」 飛沫「他にもいるらしいから探す!早く行け!」 鷹丸「う…うん!」 鷹丸はケガ人を抱えて蔵へと向かった 飛沫「さて…他には…」 捜索中…飛沫の目に止まったのは、まだ火が燃え盛ってない小屋 飛沫「あそこ…」 飛沫は小屋に近づき戸を開ける ガラガラ… グサッ!!!! 「うッ…」 ばたっ… 夜叉の仲間が刺される瞬間に開けてしまったのだ… 飛沫「!!!…てめぇー!!!」 飛沫は小刀の鞘を抜き身震いしながら構える 「あァ~?まだガキじゃないか。やめとけ…見逃してやるから去れ」 飛沫「ふざけんなぁーっっ!!!」 カキンッ!!! ギリギリ… 刀がひしめき合う… 「おいおい…見逃してやるって言ってんじゃねーか!!!」 ドカッ!!!ガタガタンッ!!! 飛沫「…ってて…」 飛沫は蹴り飛ばされ 小屋の外に吹っ飛んだ… 「不知火に刃向かうならガキでも容赦しねーぞ」 飛沫「不知火!?神楽を…神楽をよくも…」 `
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