12人が本棚に入れています
本棚に追加
蘭丸は飛沫から古文書を貰い、おもむろに広げた
蘭丸「どこまでやったんだよ?」
飛沫「まだ一個しか…って何し始めるつもりだよ!?」
蘭丸「何って…今のお前を連れて行った所でやられるのがオチ。なら俺が直々に指導してやれば問題ねぇだろ?」
飛沫「けッ…」
蘭丸の言葉に返せるはずも無く…
飛沫は不満げな顔で話を聞いた
蘭丸「神楽をすぐにでも連れ戻したいだろうが…助けるのはお前だからな!!」
飛沫「わぁったよ!!早く教えてくれよ!!」
蘭丸(ホントに死なれちゃ困るからな…)
蘭丸「よしッ!!始める!」
そう言って無数にも指を組み合わせる…
飛沫(は、はぇ~…)
蘭丸「…はッ!!」
蘭丸が声を発したと同時に周りの石や木が炎を纏い宙に浮く…
蘭丸「これが逆燃弾の術だ…やってみろ」
飛沫「わッ!!早すぎて何も分かんなかった!!もう一回ッ!」
蘭丸「仕方ねーなぁ…いいかぁ…」
一方…
彩女と鷹丸は…?
ーーーーーーーーーーーー
広場にて彩女が立ち止まる
鷹丸(…?)
彩女(そろそろ始まった頃だろうね…さすがに[弟]は自分で見る…か。こっちも死なせちゃいけないから…)
彩女「鷹丸ッ!!あんた忍術使えるかい?」
鷹丸「えッ!?…」
彩女「一から始めるか…」
彩女「あんたには時間が無いッ!!アタシが基礎から鍛えるからね!!」
`
最初のコメントを投稿しよう!