~闇の国~-出雲-

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神楽が右手を掲げた! それと同時に3人ともの姿が消える… 半径50メートル四方の周りは木々が生い茂っている広場 まさに練習には持ってこいの場所である 鷹丸(皆気配消してんなぁ…でも俺っちには関係ないもんねー) 鷹丸は口を大きく開けて息を吸い込む… 次の瞬間!!! 鷹丸「わぁァァァア!!!!」 飛沫「!?!!?」 神楽「げっ!?耳が…」 二人は慌てて耳を塞ぐ… 鷹丸の大声は鼓膜に響かせる特殊な性質を持つ… 鷹丸「!!…飛沫見つけた!」 飛沫「ちっ…」 カン!カン!!カン!!! 鷹丸が放つ手裏剣を避け… 飛沫が口ずさむ 飛沫「臨兵闘者…」 鷹丸「あーっ!!!それずるいよ!!」 飛沫は闇に消えた… 鷹丸「人の話なんか聞いてないよね…」 ゴゴゴゴゴ……… 鷹丸「???」 神楽「土遁術!地割れ走り!!!」 鷹丸の地面にひびが入る… そのひびから衝撃波が発生 鷹丸「わぁーっっ!!!!」 鷹丸は宙に舞い上がり… ドテッ…落ちた 神楽「そんなんで良いと思ってんの!?姐御の足を引っ張るよ!!!」 鷹丸「ててっ…まだまだこれから…ん?」 二人の周りを何かが舞っている… 神楽「…砂鉄!?しまった!!!」 `
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