アメリカ ブラックミュージックの黎明

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アメリカにおける黒人音楽の黎明期において、抑圧された、奴隷、または被差別者としての黒人達の、数少ない気晴らしや楽しみのひとつが音楽であったのだが、貧しい黒人達には、まともな楽器を入手する事もままならなかった。 アメリカではないが、キューバ辺りだったろうか? スティールドラムという楽器があるが、あれはアメリカ人が捨てていったドラム缶から作ったのが始まりだそうだ。 貧しいなら貧しいなりの苦労と創意工夫。 アメリカにおいても、過酷な労働と抑圧された怒り、悲しみのはけ口としての音楽を希求し、それに対する探求心には、変わりはないだろう。
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