一章

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いつものように、昔のように、君がいるかのように、ずっと待ち続けていた。 でも、君をどんなに待ち続けても待ち続けても、帰ってこない。そんな日をずっと見てきた。 君がいない間の町並みは全く変わらず、ただ…ただ…時間が過ぎていくだけの日々であった。 しかしそんな全く変わらない日々がこの時、変わるなんて誰も想像などしていなかった…
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