始まりはいつも家から?

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俺と迅斗は、その使い慣れた相棒を下駄箱にぶち込む前に、俺と、俺の横にいる迅斗は玄関の小脇に張り出された[クラス分け表]に目を留める。 「ふむふむ…………俺は1年2組か。迅斗は?同じクラスか?」 俺の問いは、何故か遅く返された。 「そんな事よりさ………孝司。良く見てみろよ。何かおかしくねぇか?」 どうやら、それが理由の様だ。では、何故[おかしい]のであろうか? もう一度、表を見てみる。 ……………そうか。なるほどな。 教えようか? 驚愕のクラス表の内容を。
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