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「何してんだよ‼💢馬鹿っ💢」
董悟は、深く刺さった包丁をそっと抜いて、止血し、自分よりきつく包帯を巻いた。
「なんのために俺が止めたかわかんねぇだろ⁉」
「だって…、董悟だけ痛いのは、ずるいよ…」
「はぁ⁉何言って…」
「董悟だけお母さんに心配されるなんて、ずるいよ…」
「オイッ‼結⁉」
結の心は、壊れていた。董悟は結を強く抱き締めて、涙を流した。
「ごめんな…、結……」
「アハッ…、アハハッ……ウック…ヒック………うわぁ~~ん😭ごめんなさい‼ごめんなさい‼ごめんなさい‼ごめんなさい‼ごめんなさい‼」
「結…、もういいよ、大丈夫だから……。義母さんが無視したら、俺が結を守ってあげるから…。」
「腕…、ごめんねぇ……ヒック…😢」
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