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―病室―
「これで、一先ず安心ね…。佐藤さんが見付けてあげなければ、彼の命もあぶなかったかもしれないわね。」
「あの、そんなにひどいんですか?彼の怪我…」
「怪我はね、内出血が少しあったけど、ちゃんとふさいだし、もう大丈夫よ。明日には、目が覚めるんじゃないかしら😃」
「そうですか…、良かった。」
「今日は夜遅いから、自分の部屋に帰って😃」
「はい。」
「明日、彼の見舞い、きてあげてね。命の恩人なんだから😃」
「…た、ぶん無理です…。明日退院で、早く帰らないと、また父が怒りますから…」
「…そう。じゃあ彼にあなたの名前くらいは教えてあげてもいい?」
「それくらいなら、構いませんよ😌おやすみなさい、看護婦さん」
「おやすみなさい😃」
結は彼の病室を後にした。
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