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「うんと…とりあえず…、なんであの男が襲うって分かったの?」
『最高神様がお決めになったからだ、あの男はあの後桃華を犯し殺すつもりだったんだ、』
桃華は背筋がゾクッとした… キールが助けてくれなければ今頃………。
「………ん?それは?」
桃華はキールが持っている分厚い本に気付いた
『これは平たく言うなれば人間の寿命表のようなものだ、これに書き記された人間の魂を私達が導くのだ。』
「じゃあ、あたしの名前も………」
『アツキ モモカ。AM1:28 精神異常者に刺殺…だが最高神様が反故にして下さった。』
「最高神様って?」
キールに聞く
「クラウス・レーベルト様だ、全知全能の神、あらゆる生き物の生と死を司る。」
そぅか…、と桃華は呟いた。
「ん?てゆーかなんでクラウス様は私を生かしたの?」
不思議に感じた、何故
堕落して生きながらえている自分を生かしておくのか。
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