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午前八時。
神様が設立した会社で朝一番から慌ただしい部署が存在する。
死神課。
一般的な死神の印象はダークで、それでいて何処かクールなイメージがあるはずなのだが…
ここでは違う…
人間界の疲れ切ったサラリーマンと同じ空気が流れている。
中には朝から栄養ドリンクを飲む者もいれば、クリアケースの中から2、3粒の薬を取り出しては胃を撫でながら水で流し込む者もいる。
朝から事務の女性社員とて同じだった。
その女性社員の一人が、副社長に呼び出されたのは2日前の事だった。
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