ウェンズデーな怪物集団。
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街まで二時間半。 泥船と一緒に、僕の船はゆっくり水面を走っていく。 「……船、じゃないだろ」 僕の船は、とんでもなく頑丈でとんでもなく軽い、エメルタ合金って言うスペシャルな素材で出来ていたのに。 「うがー」 何故か今、僕は鉄パイプの怪物に乗っている。 沈みかけながら街に着いた僕は、帽子屋に頼まれていた便箋と切手を買って、さっさと帰る事にした。
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