片想い

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片想い

全て投げ出して がむしゃらに走った 僕は君がいない事が何より恐かった… あんなにキラキラ輝いていたのに あんなにふわふわ舞っていたのに   サラサラ靡(なび)く草の音 綺麗な鈴虫の声 僕の叫びを掻き消した 君を追い掛けて追い越して 少し立ち止まって追い越されて 繰り返し君を探す いつも見つめて君を想う   ひらひら舞う蝶々を想うバッタの片想い…
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