布陣

3/15
前へ
/312ページ
次へ
周倉「はあはあ…」 走り続ける周倉。 おそらく、人類最速かと思われる速さで走る。 周倉「お。あれか?」 川の側に幕が建てられている。 その幕の前には2人の男が立っている。 周倉と同じく、項稜と戯志才の共の者だろう。 残り、約1キロメートル。 周倉は更に加速した。 1分程で着き、幕の前にいる男に声をかける。 周倉「私は周倉という者です。周瑜殿の共としてやって参りました。」 紀麗「紀麗です。戯志才殿の共の者です。」 顔良「顔良だ。項稜と一緒に来た。」 どうやら問題はないよう。 周倉は訳を話し、踵を返して周瑜の下へ向かった。
/312ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1042人が本棚に入れています
本棚に追加