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結論的に……。
手術するかしないか。
…まるでテレビドラマみたいだ……
「まずは薬で様子を見ます。」
今はそれしか出来ないみたい……苦笑
大丈夫…
ちゃんとしたお医者さんがゆうんだもん。
「ありがとうございました。」
僕は君を乗せた車でお母さんと一緒に帰る。
愛する人には色々説明したかったから今日会えたら会うって事でさよならをした。
久しぶりの病院は嫌だっただろうね……
家に帰って君の気分が良くなるかなと少しの距離を散歩する。
それでもやっぱりよたつく君…
足がフラフラで何かをかばって歩いているようにも見えた。
「千鳥足だよ…??笑」
心は痛かったけど君の顔をみてたら何故か笑顔になれたんだ……
いつもみたく頭を撫でる。
お医者さんからもらった薬…
錠剤、カプセル…
普通にあるお薬なのに何故か痛々しい気持ちになった。
人間の薬すら大した事思わなかったのに…
君が飲み込む度、
「治りますように。」
って祈りながら僕は君を撫でた。
その後、
愛する人にどんな状況かを伝え早く家に帰った僕は
君にちゃんとおやすみを告げその日は終わった。
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