act.1 始まり。

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頭上に広がる青空がただただ憎い。 ―――俺から全てを奪ってまだ輝いてるのか。 憂鬱に浸って歩いてると・・・羽が降ってきた。 艶やかに光る漆黒の綺麗な羽。 「・・・鴉か?」 ふと疑問が口から零れる。 「違うよ。僕は鴉なんかじゃないもん」 声が、頭上から降ってきた。
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