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記事を読んでいくうちに、これは決して病気ではなく『個人の特徴』なのだということがわかった。 この障害によって、仕事上での対人関係がうまくいかなくなったり鬱状態に陥ったりなど、二次障害を引き起こすようになると精神科の診察が必要になるが、生活上で特に支障のない人は気づかないまま過ごしているという。 これまで子供の、特に男子のADHDについてはさかんに研究されてきたが、最近になって成人女性の『多動のないADHD』いわゆる『ADD』がアメリカで初めて認証されたそうだ。 落ち着きがないわけではなく、子供時代はうっかりミスなどもそう重大な責任を伴わないことからADHDとは無関係と思われ見過ごされてきた。 しかし女性が社会に出て責任をおうようになり、その障害がどんどん浮上してきたのだ。
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