武市半平太(瑞山)

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武市率いる土佐勤皇党は吉田東洋を暗殺すると土佐藩の人事を一新させ、新しい人間を傀儡として土佐藩の実権を掌握した その後様々な藩との間を取り持ちながら佐幕派の粛正等をし暗躍した 八月十八日の政変で同胞であった長州藩が勢いを失った事などに影響されて事態は急変する 山内豊信の謹慎が解けて再び藩主につく土佐勤皇党の面々が次々に捕縛されてしまう、そしてついに武市も捕縛される事となった 捕縛された後も、まだ捕まってない仲間の事を考え吉田東洋暗殺の事は認めなかった 岡田以蔵が捕縛された事によって自供を恐れた武市は知人を使って岡田の差し入れに毒を盛る しかしこれは失敗に終わり逆に自供させてしまう結果となった
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