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返事を待つ将希だったが、一時間たっても、二時間たっても、マリナからの返事は届かなかった。
『寝ちゃったのかな…?
でも、出会い系って意外と面白いかもしれねぇな』
次はどんな人とメールが出来るのか?と楽しみに思いながら仕事をする将希だった。
朝になりアスカが出勤してきた。
「おはよう…」
眠そうに朝の挨拶をするアスカに、将希は仕事そっちのけで駆け寄る。
『聞いてくれ!メールが来たんだよ!何処の誰だか知らねぇけど、マリナって子だった!』
「それで?」
『だからマリナって子からメールが来たんだって!』
「だから…どんな話をしたの?」
『………。
名前だけ聞いて終わった…』
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