発覚 -前編-

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「そんなに嫉妬深い訳じゃないけど…私だってヤキモチぐらい妬くよ?」 『例えば?』 「他の女の子と仲良くされると…ちょっとだけ…」 『そんなの可愛い方だよ! 俺だったら… 一緒に居るのを見ただけで、何も言わずに相手を殴ってるな…。 しかも立てなくなるまでケッチョンケチョンに…』 「うわぁ…酷すぎません?」 『俺の女に近づく男が悪い!』 「でも…それだけ想われてるって事ですよね? クス…」 『何? 何か想像して笑ったでしょ?』 「クスクス… 想像しましたけど…秘密です」 『どうせ、俺にそうしてもらいたい願望が出たんだろ?』
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