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その後、犯人を警察に明け渡した
「ご強力感謝します、執務官殿❗」
刑事は敬礼すると犯人を乗せたパトカーに乗り去っていった
「さて―――――」
ケータイを取り出す
すると背後の警官の声が聴こえた
「あんなガキが執務官だって?ただの嘘っぱちじゃないのか?」
「いや、ID持ってたぜ…チラ見したらエスパーLv10だってよ」
「マジか!?恐ろしいな…」
Lv10
この数字は政府が最近発見したレベルだ
今までLv7までだったが調査の結果、危険レベルと断定されている
俺がそんなレベルなのは数ヵ月前の事件、RA事件で発覚した
俺はそんなことに耳を傾けず通話のボタンを押し本部に連絡する
「状況終了…俺はもうあがるよ」
《了解、どうしましたか?》
相手の女通話士は心配してくれた
「何でもない………」
通話を切るとシャダは空に舞い上がり自分の自宅に向けて飛んで行った
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