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―午後19時20分―
俺は寮の前に立ちボタンのスイッチを押すと執務官服が学生服に変わった
「ちょうど夕食時だな」
俺は寮の階段を上がり部屋の前に立つ
「ん…?灯りがついてる?」
俺は部屋のドアを開け中を覗く
確かに灯りがついていた
しかも主に使う部屋と風呂場の方だけだった
「変だな、つけた憶えはないが」
俺はカバンを置き風呂場のドアを軽く耳を傾けた
誰かが鼻唄を歌っている
どこかで聞いたような声音だ
俺は深呼吸しドアを開けた
「誰だ、人の部屋で―――」
俺はその人物を見た
そして驚愕と赤面を一緒に喰らう形になった
「ふぇ…?」
そんな子供らしい声がした
その人物はシャダより小さく腰までの長いピンクの髪、幼そうな顔付き今気づいた胸の小さな膨らみの事も含めて俺は目を疑った
「キャア〰〰〰‼👊///////」
悲鳴と同時に強烈な拳が俺の顔を殴り吹っ飛ばし壁にぶつかった
「きゅぅぅぅぅ〰」
俺は目を回しながら気絶した
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