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―数分後―
「うぅ〰〰〰」
俺は目を覚ました、それも膝の上で
いわゆる膝枕だ
「気がつきました?」
「………なんで、お前がいるんだ?ランシェ…」
そう今俺に膝枕して先程殴り飛ばしたのは
義妹のランシェ・クルーラだった
「すみません、殴ったりして…」
ランシェは泣き顔で謝った
「いや大丈夫だ…それより!」
俺は起き上がりランシェに向き直る
「ご飯にしましょ、お兄様🎵」
ランシェの左側にはちゃぶだいに料理が並べられていた
確かにお腹が空いた
いや、それより何故いるのか聞きたかった
「主よ、お恵み感謝します」
ランシェは祈りを捧げ終わると手を合わせ
「いただきます🎵」
俺に微笑んだ
俺は料理の1つ、ロールキャベツを食べてみた
「…うまいな」
するとランシェは
「良かった🎵」
確かに美味しかった
他の料理も食べてみた
いや絶品と言っていい程に美味しかった
結局食べ終わるまで聞けなかった
「それで…ランシェ、何故ここに?」
「あれ?聞いてませんか?」
「何をだ…」
ランシェは俺に微笑み
「私はここで暮らすんです(笑)」
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