第1話 新たな始まり

8/13
前へ
/15ページ
次へ
―数分後― 「うぅ〰〰〰」 俺は目を覚ました、それも膝の上で いわゆる膝枕だ 「気がつきました?」 「………なんで、お前がいるんだ?ランシェ…」 そう今俺に膝枕して先程殴り飛ばしたのは 義妹のランシェ・クルーラだった 「すみません、殴ったりして…」 ランシェは泣き顔で謝った 「いや大丈夫だ…それより!」 俺は起き上がりランシェに向き直る 「ご飯にしましょ、お兄様🎵」 ランシェの左側にはちゃぶだいに料理が並べられていた 確かにお腹が空いた いや、それより何故いるのか聞きたかった 「主よ、お恵み感謝します」 ランシェは祈りを捧げ終わると手を合わせ 「いただきます🎵」 俺に微笑んだ 俺は料理の1つ、ロールキャベツを食べてみた 「…うまいな」 するとランシェは 「良かった🎵」 確かに美味しかった 他の料理も食べてみた いや絶品と言っていい程に美味しかった 結局食べ終わるまで聞けなかった 「それで…ランシェ、何故ここに?」 「あれ?聞いてませんか?」 「何をだ…」 ランシェは俺に微笑み 「私はここで暮らすんです(笑)」
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加