愛と狂気…そして快楽

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私の罪はとても重く 貴方の罰はとても優しい… 私は貴方じゃなきゃダメなの 貴方も私じゃなきゃダメで… なのに……     なんて罪は重いのだろう。 我が儘な自我と ヒステリックな心が 喧嘩する。 紅い…紅い…血液を。 この手に纏って… 自らの弱い気持ちに 狂気が牙を剥く。 快楽へと誘うかの様に… クラクラする程の 心地よい世界… 瞳が貴方を捕らえて初めて それが貴方の腕の中だと知る。
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