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歩いて橋を渡ってもさほど時間などかかりません。
僕は飽きてきて橋の欄干から下を覗いてみました。
欄干から覗くその視界は夜中ということもあり、真っ暗で下の様子まで見ることなどできませんでした。
そう真っ黒な絵の具をぶちまけたような真っ黒な世界が広がっていました。
しばらく覗いているのとても不思議な気分になってきます。
<あの下はどうなっているのだろう>
<真っ黒な世界に飛び込めば楽になれるのかなぁ>
そんな事が頭をよぎりました。
その時、他のみんなの騒いでる声に我に返りみんなの元に戻りました。
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