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中間点まで行くと欄干にペンでチーム名を書き始めました。
その時です。
僕は肩を後ろから強い力で引っ張らました。
体が後ろにずれるくらいの力で……
「やめろよ!」
僕はそう怒鳴り後ろを振り向きました。
しかし、誰も居ないのです。
他のみんなは絶対に手の届かない位置にいるので僕に触れる事などできません。
「どうした?」
谷田部たちは僕に近づいて僕にそう声をかけてきました。
「なんでもない」
僕は気のせいだと自分に言い聞かせてまた欄干に落書きをしようとしました。
その時、僕は足元に違和感を感じました。
足元に目をやると僕は驚愕しました。
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