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たくさんの人ごみの中、君に出会えたのはすごい偶然。この先、君と出会ってどうにかなるなんて考えもしない。
だって、街で肩がぶつかったというのは些細な事。別に気にしない。
よく、ドラマとかで肩がぶつかって落ちた紙を拾っていると2人の手が当たりキュンッてして恋…そしてHAPPYENDってことになるけど。
もう、今時そんなドラマもないかな。と、考えているうちに電柱にヤつかるとかになりそうだから考えるの止めよう。
ドンッ!!
「…だっ!!」
「…うぉっ!!」
肩に痛みを受けながら、立とうとする女と男。2人の回りにはヒラヒラと紙が舞う。
「…す、すいません…」
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