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夏の始め頃、いつの間にか｢彼女｣の気配を感じなくなった………
丁度その頃、友達から海へ行こうと誘いがあったので、意気揚々とOKした。
海……そこで、久しぶりに会う、私よりも霊感の強い子がいた。
……?何か私見て変な顔してる………?
｢なに?私に何か憑いてる?｣
冗談半分で言ってみると、彼女は更に表情を曇らせた………
少し不気味に感じた私は彼女に問い詰める。
｢なに?どうしたの?変なこと言っても気にしないから言って!?｣
そう言うと、彼女はとても言いにくそうに、こう言った…………
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