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…次の日。
学校では、昨日のライブの話で盛り上がっていた。
隣のクラスから、ユウも来ていている。
チカは、最後まで演奏を聞くことが出来なかったと、シンに平謝りしていた。
こんなことで、2人が別れてしまうなんて心配は要らないだろう。
「そういえば、ユウ君って普段もパンクっぽい服装なの?」
シンデレラとのギャップが大きく、ライブで着ていた服装がずっと気になっていた。
「俺、ヴィジュアル系の音楽が好きなんだよね。 銀灰とか、雅美とか…。」
「えっ…ヤバいッ!! 私も大好きッ!!」
ムダ毛の処理を、女の子以上にしているユウ。
ユウがヴィジュアル系を好きであることに気付いていなかったのは、私だけだったようだ。
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