始まり始まり

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「慧ちゃん行ってらっしゃい。」 「慧斗!!楽しんで来いよ。」 「行ってきまーす!!」 僕は本庄慧斗という名で暮らしている。そしてちゃんとした小学校に通っているわけでは無い。僕みたいな特別な家庭に暮らしている子供が通う学校に通っている。 「……行ってきます。」 隣のマリーさんちの息子さん真人君だ。 「真人お兄ちゃん途中のバス停まで一緒に行こうよ。」 「うん。良いよ。」 僕はいつも真人お兄ちゃんと学校へ向かう。
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