第一章 異世界 第二部 決断

4/5
前へ
/29ページ
次へ
車は小1時間走って行ったが車内は沈黙に包まれ車のエンジン音が響いた。 車はある施設に入って止まり、大神と軍人は一緒に降りて施設に入った。 部屋に案内され2つあった椅子に座った。 「まずは自己紹介だね。私はオットマー・ベルモント、階級は技術大尉さ」 「僕は大神疾風です。あの、言葉が上手ですね」 「あぁ、私は2年間、技術交流使節団で行ってたから他の奴より上手いんだ。」 オットマー・ベルモントはかしこまった感じになり 「さて大神、君の事を話してくれないか?多分君はここの国、いやこの世界の者ではないはずだ」 大神疾風はオットマーに自分自身の事を話した。その代わりにオットマーは大神がいる国、ヴィルギナ帝国の事を話した。 大神の話しを聞き終えたオットマーは少し考えそして言った。 「多分君が此処に来たのは何かのエネルギーが君の世界と繋がってそして来たと思う。」 「えっ!でもどうして」 「それは解らん。だがそうとしか考えられない」 その言葉を聞いて大神は少し俯く 「しかしながら、君が此処に来た以上は君はこの世界に慣れなくてはな」 オットマーは少し考え、大神を軍に入る事を進めたのだった
/29ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加